2012年 1月 下旬 (曇) | 打合せその① @ハチセ本社3階 | 持ちもの:設計図面、メモ帳、筆記用具

Page4  プラン打合せ ~外観と横長窓~

シンボルツリー

アトリエウサギの家には、シンボルツリーがあります。それは、以前にハチセの「NOSTA気になる木の家」にもあったキンモクセイ。キンモクセイって、古い家に良く植えられているんですね。皆さんキンモクセイ好きなんでしょうか?

昔はトイレが汲取り式で、トイレの悪臭を紛らわす為に、芳香剤の変わりとして植えられたとも言われていますが、その頃から水洗トイレもかなり進化してきているはず・・・トイレを水洗にした時に切ってしまわなかったのは、この木の立派な佇まいからかもしれません。

この家のキンモクセイの木も、丸い形をしていて、家に寄り添うような形をしていて、緑色の葉っぱが濃く繁る様子には存在感があって、この家と共に成長してきたんだな・・・という佇まいを見せています。秋になるとオレンジ色の小さな可愛らしい花を付け、香りを楽しめるのも魅力の一つ。この家に住んで頂く方にも、大事にしてもらいたいものです。

そして、上西さんのプランイメージの中にもやっぱりそのキンモクセイの植わる外観を書いて下さったものがありました。小さな窓が付き、玄関の入口が向いた建物の西側を見たところです。建物の脇に付いた小さなガレージ、そこに、建物に寄り添うように植わるキンモクセイの木。まるで絵本の中から抜け出してきたような、可愛らしい外観です。

横長の窓と、横長の棚

そして、建物の外観にアクセントを加えている横長の窓。この横長の窓、外から見た時にも可愛らしいのですが、中から見ても、良い具合に空間の一部として機能しそうなのです。中から見た図が次のイラスト。窓枠の下には横長の収納が創られる予定。ものを置いて飾ったり、時にはアトリエをギャラリーのように見せることもできそうな、素敵な空間です。

この窓は、天井までの高さを見た時に丁度半分の位置に設けられる予定。目線よりも少し低い高さの横長窓からは、部屋全体に適度な採光をもたらすので、創った作品を自然光の下で見たいと言ったまさにアトリエとしての使い方をする時にも有効です。あまり大きな面積が取られていませんし、高い位置の窓ではないので、例えば部屋を暗くして暗室として使う、といった時にもすぐに窓をふさぐ事が可能だとも言えますよね。

プランイメージを見ながら、いろいろな想像がふくらむアトリエウサギの家。
このサイトを見ている方も、イメージを見ながら色々想像してみて下さいね。
この家以外でも、応用できそうなアイデアはたくさんあるように思います。

完成に向けて、アトリエウサギの家は着々と工事が進んで行っています。
現地の様子も更新予定ですので、これからもお楽しみに!

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