2011年 8月 初旬(快晴) | 解体後の打合せ@おもてなしウサギの家 | お宝:陶器がたくさん

解体後の打合せ

夏になり、解体工事が終わった現場での打合せ。日射しが照りつける暑い中の現場では、春の少し肌寒い頃とは違って、服装もみんな半袖やタンクトップ姿の涼しい恰好です。解体が終わり、がらんとした建物の中で、ウサギハウスの打合せを行います。

今日はハチセ設計監理部の波多野、藤井工務店の人見さん、大工さん、ウサギプロジェクトのメンバー、ハチセの浜田、マウンテンアーキテクツの上西さんが参加しての打合せです。

上の写真の打合せで話合われているのは、台所があった水廻りで柱が腐食している箇所。補強の仕方について念入りに確認します。

(写真1)

1階の室内は解体されてがらんとした状態に。柱や梁などの構造を目で見て確認し、これからしっかりとした補強を加えます。

解体された後の現場は、改装前の状態から印象がずいぶん違って見えます。細かく分かれていた部屋がつながることで、広く抜けのある空間が現われました。

(写真2)

室内から裏庭を見て。改装前には浴室等の水廻りが設けられていましたが、その部分を撤去することで明るい日の射す裏庭に。

現場でちょっと嬉しかったのが、作業に入られている職人さんや業者さんにも「ウサギハウス」の名前が浸透していたこと。

(写真3)

現場に置いてあったキッチンや浴室・洗面等の水廻り工事の図面の表紙には「ウサギハウス」の文字が大きく書かれていました。

台所部分の構造では、柱の収まりが特に詳しく話し合われています。改装プランが実際に使いやすい形になるかどうか、細かなところに気を配ります。

(写真4)

現場で実際に柱の立っている場所を確認し、プランに変更を加えた方が良いかどうかを検討する設計士の上西さんとハチセの浜田。

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今日の一コマ

床下から見つかったお猪口

解体作業をしていると、家の床下からたくさんの陶器が見つかったそう。その中には絵付けの作業をされている途中と思われるものもあって、以前にお住まいされていた方は陶器の絵付け職人さんだったのかもしれませんね、という話が聞かれました。

ウサギプロジェクトとは?