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11月のとってもお天気のいい日に行かせていただいた八清の社員研修をレポートいたします!

今年の社員研修は、淡路島→香川県→倉敷と瀬戸内海をぐるっと囲むルートをバスでまわってきました。

もちろん社員研修なので、おいしいもの食べて、温泉入って、社員同士の交流を深めました~みたいな感じだけではございません。

ちゃんと研修もしてきましたよ!

研修委員である高橋が設定した今回の旅のテーマは「エリアマネージメント」。

4ヵ所の事例を見学してきました。

旅程

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淡路島でお買い物とランチ

エリアマネージメント研修1:廃校を活用した複合施設「のじまスコーラ」

2010年3月に閉校となった小学校を農業の六次産業化などを通じて地域活性化を目指す拠点として2012年8月にオープンしました。

校舎では農産物や特産品が販売され、淡路島の食材を使った料理を提供するレストランやカフェも運営しています。

校庭には人気者のアルパカややぎなどがいる小さな動物園もあり、多くの観光客が訪れています。

また多種多様なイベントも開催されており、地域の交流の場としても活用されています。

ここではたまねぎスープなどのお土産を買いこみ、動物たちの写真を撮ったりして楽しみました。

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ランチは鯛づくし!

お待ちかねのランチは「淡路島うずしお温泉うめ丸」で玉ねぎフォンデュコースをいただきました。

玉ねぎをすりおろしとだしをあわせた特製のスープに鯛をしゃぶしゃぶ。

甘味ある玉ねぎと新鮮な鯛とのかけあわせが絶品!

他にも鯛の宝楽焼やあら炊き、鯛めしとお腹がはちきれんばかりに味わい尽くしました。

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四国へ上陸!香川県高松市へ

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エリアマネージメント研修2:開発計画が進む「高松丸亀商店街」

四国随一の繁華街を民間主導で再開発を行い、またその開発計画がこれまでの常識を覆す手法であるため注目を集めています。

社員全員で高松丸亀商店街の古川理事長に商店街活性化の話をうかがいました。

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重いお腹を引きずりながら、まじめにお勉強タイムです。

これまではお店がそれぞれで経営しており、経営がうまくいかなくなるとお店をやめてシャッターを閉めてしまうのも自由という状況でした。

今後、人口減や高齢化が進むことが予測される中、ますますシャッター街と化してしまうという危機感から、"暮らし"を主軸に顕著となる高齢化を見据えた事業運営計画を立ち上げたのです。

この開発の特筆すべき点は、まちづくりの合同会社を立ち上げ、合同会社名義で土地の一括借り上げ(定期借地契約)を行い、土地の所有権と利用権を分離して、利用権のある合同会社がまちづくり計画を進めたというところにあります。

単なる道路整備だけに留まらず、ヨーロッパの広場のような自由な公共空間を作り、住居に加え、商店・病院など生活の基点となるインフラを戦略的に誘致し、まちづくりを行っています。

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当社八清の社長、このお話をうかがうのはなんと3回目!

「3回聞いてもすごい!」と初めて聞く社員たちとともに熱心に耳を傾けておりました。

なかなか真似はできない計画ですが、発想のヒントとなる事例だと思います。

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金刀比羅宮で有名な琴平に宿泊

宿泊は「琴平花壇」で

おいしいお料理を味わい、温泉で日頃の疲れを癒して、極楽な滞在を楽しみました。

こちらの宿では数寄屋造の離れと日本庭園を見学させていただきました。

丸亀藩主の茶室だった格式高い長生殿や、文豪が好んで滞在したという延寿閣など、感性を刺激される美しい建築でした。

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翌朝、有志は早朝5時半に集合し、金刀比羅宮まいりへ

御本宮までおよそ785段、さらに奥社まではおよそ1,368段!

商売繁盛を香川の神様にもお願いしました。

はぁはぁ言いながら登る社員もいる中、最高齢の社長はランニングで登り下りし、一番に宿に到着。

さすがです...!

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高松市に戻り仏生山へ

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エリアマネージメント研修3:仏生山

仏生山地区コミュニティ協議会と仏生山まちプランニングルームの取り組みについてお話をうかがいました。

仏生山は旧高松藩主の菩提寺「法然寺」の門前町として栄え、歴史と伝統ある地域です。

高松市の中央部に位置し、空港や高速道路のICに近く交通の便が良いので現在は高松のベットタウンとなっています。

ここでは"まちぐるみ旅館"という取り組みを提唱されています。

仏生山温泉を中心にまち全体を旅館と考え、客室、食堂、物販とそれぞれ別のお店を利用いてもらおうという取り組みです。

こちらで印象的だったのは「生活している場所に遊びにきて」とおっしゃっていたこと。

人々の暮らしに寄り添いながらまちづくりし、コミュニティ形成されているという印象を受けました。

風格ある町家や個性的なお店が建ち並び、高松丸亀商店街とはまた全然違うまち並みを楽しみました。

仏生山温泉は平日の昼間に訪れたにもかかわらず、とにかく泉質がいいとのことで多くの人が訪れていました。

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まちの公共浴場のイメージとは違うおしゃれな建物で、販売されているタオルや雑貨もおしゃれ!

個人的にはデザインって大事だなと感心しました。

最後は瀬戸大橋を渡って倉敷

エリアマネージメント研修4:倉敷

岡山県倉敷市の美観地区は国内外より多くの観光客が訪れる、国内有数の観光地です。

1968年に伝統美観保存条例を制定し、白壁の町家が残る風情あるまち並みを保全しています。

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まずは、江戸時代に建築された重要文化財「大橋家住宅」の蔵を改装したレストランでランチをいただきました。

壁に瓦が使われているという珍しい造りの蔵でステーキをいただくという貴重な体験をさせてもらいました。

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そして、そのあとは美観地区散策へ。

まち並みの写真を撮りつつ、女子社員7名と男性社員1名で事前にチェックしていたフルーツパフェのお店へ(笑)

清水の舞台から飛び降りてフルーツたっぷりのパフェを味わいました。

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ガイドさんに案内してもらい散策した社員や、お土産店巡りを楽しんだ社員などそれぞれ倉敷を早足で回りました。

社員研修を終えて

プライベートの旅行とは違った視点でまち歩きを楽しむことができました。

今後、人口が減り高齢化が進むと予想される中で、バブル期に立てられた開発計画が各地で破綻しています。

お話をうかがったエリアマネージメントの取り組みはそれぞれのまちに寄り添い、特性を熟知し、これからの我がまちを見据えた開発・活性化が進められていました。

さて、来年はどこに行けるでしょうか?

いいな~と思っていただいた方へ!

八清では一緒に働いてくれる方を随時募集しています。

来年ご一緒できるかもしれませんね!

募集があれば採用ページに掲載しますのでご確認ください。

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