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大正ロマン弐号 紅い階段の家

大正ロマン弐号 紅い階段の家

<参.歪な三角形>

この土地はやっかいなことに、歪な(いびつな)形の三角形をしている。当然、元の状態を極力活かしながら、この形の中で有効な配置を考えねばならず、第一の難所であった。 当初からすでに3箇所のデッドスペースがあり、庭にするなどの工夫が必要であった。室内においてはキッチンの配置など、生活導線に重きを置きながら、幾度となく繰り返される議論。プランニングの鍵はデザイナー江見が握るのであった。