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住用鉄骨の家

 

 2010.8.28
ドアや窓

今回のビルのリノベーションでは、構造体を残して他は解体し、ほぼスケルトン状態からリノベーションを行っていきます。

ですので、既存の状態で残るのはほとんど外部に接したドアと窓、ということに。

既存のものを残すドアと窓について、せっかくですのでここでご紹介。

 

窓は光を室内に取り入れる機能の他に、見える風景を切り取る額縁としての役割も持っています。今回の家の窓は、南側に向いて大きく開かれていて、気持ち良く光が差し込み、黒い窓枠が外の風景を切り取っています。(上の写真左側)

 

この家の中で一番大きな窓で、床から10cm上った所から天井までが窓として開かれています。この窓には、バーチカルブラインド(左のイラスト)を設置する計画があるそう。良くオフィスの窓等、縦に大きな開口の窓に使われていて、一般的な横に羽の付いたブラインドのように羽の開きによって、光の入り具合を調整できます。

今回は、木製のものを使う計画があるそうです。

インテリアの一部として、窓の印象も変わります。

 

 

 

室内に入るドアは2箇所あり、どちらも木製のもの。今回の改装で取り替えることも考えられましたが、このまま残し、使われるそう。
手を加えることによってまた違った印象になりそうです。

 

もうひとつ、下の写真は上で紹介したものとは違う階の窓で、こちらは出窓。

出窓から見える風景は、平面的な窓から見える風景とまた少し違って見える気がします。

 

↑こちらの出窓も、黒い窓枠が風景を切り取ります。