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住用鉄骨の家

 

 2011.3.8 更新  
DIYによるフロア貼り(完成形)

DIYで行う作業、壁と天井が白く塗られた後は、床貼りの作業がお客さんの手によってもくもくと行われていきました。

2フロアある内の1フロアはコンクリート貼り、後のもう1フロアはフローリング貼りです。

 

今回現地を訪れると、フローリングの床張りが完成していました。

普段目にしているフローリングよりも少し幅広の材で作られた、気持ち良く足になじむ感触の無垢材です。

 

今までコンクリート敷きだった空間に無垢材の素材感が加わると、何だかとても新鮮な雰囲気。

さわやかというか、気持ち良いというか、安心するというか・・・

コンクリートの素材感も無機質でカッコ良いのですが、無垢の木材が入ると「家」という感じになり、同じ間取でも全く違った部屋になっています。

 

それにしても、とてもDIYで作ったとは思えない床。

「出来あがってみると材の間に隙間ができていて・・・」

と聞いていたのですが、見た目には全然わかりませんよ?

ただし、隙間にホコリが溜まって掃除が大変かもしれない、とのことで、出来た隙間はパテで埋めて行かれるそうです。

 

歩いていても変な感じもしないですし、真っ直ぐに揃っていて、難しそうな

隅の方を見てもぴたっと貼られています。

材にカンナをかけて製材する所から行っているそうで、柱の出っ張りで角になっている部分は、定規で寸法を測りながら、形に合わせて現場で

切って揃えられたそうです。

 

自分で作った自分だけの床。コストダウンを考えてのことですが、作業自体を楽しんで手を加えることでより家に愛着が増すように思えます。

この後はフロアに塗料を塗って仕上げて行きます。

 

家の中にはもう既に、キッチン、浴室、洗面、トイレも備え付けられていて、

「この状態なら、住めますね。」

「あと少しですね。」

という会話がちらほらとされています。

 

出来あがりはもう少し。改装もいよいよ大詰めです。

 

 

 

窓から明るく日が射して、床を照らしています。