京町家・中古住宅をリノベーションにより上質な空間へとプロデュースする京都の不動産会社 株式会社 八清

~都に暮らす~紫野柏野編
さらさ西陣 紫野柏野で暮らそう 北野天満宮 紫野柏野で暮らそう 上七軒 紫野柏野で暮らそう 大徳寺 紫野柏野で暮らそう 大徳寺 紫野柏野で暮らそう 今宮神社 紫野柏野で暮らそう

Area

北野天満宮や上七軒のすぐ北にある、かつて「西陣織」で栄えた住宅街。

京都市北区と上京区の境界にある紫野柏野エリアは、徒歩約10~12分で数多くの史跡名勝を訪れることができます。
桜の名所「平野神社」でお花見したり、毎月25日に北野天満宮で開かれる骨董市“天神市”でお宝を探したり、
船岡山公園から夏の風物詩「京都五山送り火」を身近に愉しんだりと、落ち着いた環境で京都らしい暮らしができるエリアです。

紫野柏野地図

History

平安時代に貴族の狩猟地であった「紫野」

紫野柏野を含めた京都市北区の紫野エリアは、平安時代には野原が広がっていました。
皇室や貴族の狩猟、菜摘、遊覧の地であったため、庶民が立ち入ることのできない場所でありました。
この地は、「紫野なるかへの森」と藤原為家が詠んだように、古くは「かのへ」と言われ、京の七野の一つに数えられました。

※京の七野(しちの)とは、平安京の北方に広がる七つの野原を指していたそうです。

街中から「バッタンバッタン」、織機の音が響いた大正時代

それまで野原だった紫野柏野エリアは、大正期~昭和初期の人口増加にともない、多くの家々が建てられました。
このエリアを含む西陣は高級絹織物「西陣織」の産地として栄え、織工場を兼ね備えた(織屋建)家々が急増し栄えました。
しかし、近年では和装需要の減少に伴い、織屋の家業をやめる家が増え、現在はのどかな住宅街になりつつあります。


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Main Spots

  • 北野天満宮

    北野天満宮

    “学問の神様”菅原道真公をお祀りした神社。梅と紅葉で有名。毎月25日に開かれる骨董市“天神市”には大勢の人たちが集まる。

  • 上七軒

    上七軒

    京都最古の花街「上七軒」。電柱・電線が地中化された石畳みの街並みが美しい。2015年には、現役のお茶屋10軒、芸妓、舞妓合わせて31名も。

  • 平野神社

    平野神社

    江戸時代から桜の名所として知られる平野神社は、約60種類400本あまりの桜木が境内を埋め尽くしている。花見茶屋で夜桜を楽しむこともできる。

  • 上品蓮台寺

    上品蓮台寺

    聖徳太子により創建されたと伝わる知る人ぞ知る桜の名所。観光神社ではないため拝観はできませんが、落ち着いた境内で、上品で優しい雰囲気の垂れ桜が見られる。

  • 大報恩寺(千本釈迦堂)

    大報恩寺(千本釈迦堂)

    12月の風物詩である大根焚きで知られる、真言宗智山派の寺院。近年は広く無病息災を願って多くの人が参拝する。阿亀桜というしだれ桜も有名。

  • 引接寺(千本ゑんま堂)

    引接寺(千本ゑんま堂)

    閻魔法王をご本尊としている珍しい寺。春の念仏狂言や普賢象桜の発祥の地としても有名。引接とは、仏が衆生を浄土に往生させること。

  • 大徳寺

    大徳寺

    一休さんゆかりのお寺として知られている大徳寺は、戦国時代に大名、武将や豪商、茶人や芸術家に愛された寺院。定期的に「大人が楽しむ坐禅会」が開催されている。

  • 大将軍商店街

    大将軍商店街

    およそ400mの長さに渡って商店が並ぶ大将軍商店街は「一条妖怪ストリート」とも言われている。毎年10月頃に行われる「一条百鬼夜行」では、妖怪仮装をしている人たちの迫力に、泣き叫ぶ子供たちもいたという。

  • 北野商店街

    北野商店街

    中立売通から一条通(大将軍商店街)まで約100店舗が軒を連ね、西陣の台所として栄えた商店街。明治時代に日本初の市電(路面電車)が中立売通を走っていたので意外と道が広い。

Holiday Date暮らしの提案

鴨川の景色

のんびりしたい休日は、自然豊かな鴨川や植物園でピクニック

休日は、古道具屋やカフェなど、個性的なお店が集まっている鞍馬口通でぷらりとお散歩がおすすめ。銭湯の面影が残る「さらさ西陣」で食事やコーヒーのあと、紫明通から鴨川までの間は、木々の緑に囲まれた中でサイクリングするのが気持ちいい。夕方には、鴨川公園の広い芝生でピクニックしたり読書したり、京都府立植物園で季節のお花を堪能するのはいかがでしょうか?帰り道に、国の登録有形文化財「船岡温泉」でまったりお湯に浸かれるのも一つの楽しみです。


鴨川と植物園ルート

Seasonal Events

北野天満宮の梅
年中行事ルート

春夏秋冬、四季折々の京都を身近に味わう

紫野柏野エリアは、世界遺産「金閣寺」をはじめ、梅苑の北野天満宮、桜の平野神社、など日本有数の史跡名勝が徒歩圏内に位置します。広い敷地をもつ北野天満宮では、梅苑やもみじ苑の公開とともに、毎月25日に開かれる天神市など、一年を通じて多くの祭典や行事があります。

北区のランドマーク「船岡山」からは、夏の風物詩「京都五山送り火」を眺めることができます。また、茶道との関りが深い大徳寺では「大人が楽しむ座禅会」なども定期的に開催。文化財の特別公開など、寺社仏閣で行われる行事やイベントも楽しみのひとつになります。

⇒詳しいルートとお店リストをチェック

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Daily Routine

北野商店街の景色
日常生活ルート

日常の買い物や外食は、千本通と西大路通

紫野柏野エリアから「千本今出川」交差点までの間に、スーパー、郵便局、薬局、銀行など、日常生活に欠かせない施設が揃っています。もう少し南にある北野商店街まで行くと、何代も続く老舗やこだわりの専門店が見つかります。

メインストリートの西大路通は、大人数で入りやすい大きな飲食店も多く集まっているので、特に家族とのお出かけにおすすめ。

⇒詳しいルートとお店リストをチェック

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Bus Travel

京都駅や河原町駅周辺まで、バスで約30分。

紫野柏野エリアから、京都駅や四条河原町など、繁華街へのお出かけは「千本鞍馬口」バス停からが便利です。特に朝5時台から夜23時台まで頻繁に走る「206号」が利用しやすいです。

鴨川でのんびりしたい時や、四条河原町周辺のデパートやアーケード商店街で買い物したい時は、「59号」のバスがおすすめ。

※バスの番号をクリックして時刻表が確認できます。


206

京都駅行き
(二条駅、四条大宮、京都水族館など経由)


59

四条河原町・三条京阪行き
(堀川今出川、京都市役所など経由)

バス路線

Did you know?補助金

紫野柏野は「京町家保全継承地区」の指定エリア、京町家は改修補助の対象です。

京都市は、歴史や文化の象徴である大切な京町家を残していくため、町並みや生活文化が色濃く残っている地区を指定し、指定地区内における京町家の改修費用の補助をはじめ様々な支援を行っています。対象地区にある京町家は、外観の修理や給排水設備などの工事、内部の保全復原工事などに対して工事費用が補助されたり、「個別に指定された京町家」については日常的な維持修繕にかかる費用の一部が補助されます。

詳しくは、京都市の公式ページで確認してください。