陽と木の温もりに包まれた
「山紫水明の京町家」
山紫水明の京町家
今回の京町家再生プロジェクトの大きな特徴の一つは、京都府内産の杉や檜を柱等の構造材に使用し、地産地消にて地域貢献を図りました。
近年、木材価格の高騰や価格競争のあおりに巻き込まれ、国産材の消費量が減りつつあります。日本の山にある杉や檜の間伐や整備が進まないと森林環境に必要な更新サイクルが正しく行われなくなり、山が荒れる原因にもなります。
京都産材を使うことで、地域の森林を活性化し、環境負荷を低減できるだけでなく、京都の気候に適していて、長く安心して暮らせる家づくりにつながる素材です。
本物件は柱や梁に京都産材を一部使用した、地産地消をテーマにしたMOMOHOUSEプロジェクト第二弾「山紫水明の京町家」です。

開けた視界と
余白のある住空間
陽光と木の温もりに包まれ、和の雰囲気を取り入れた落ち着きのある京町家。
前庭と中庭を設けることでプライバシーを守りつつ、十分な採光を確保し、玄関から奥まで視線が抜ける間取りは、実際の床面積以上の開放感とゆとりを感じさせます。
室内に居ながら緑を楽しむことができ、自然の美しさが居住空間にまで届きます。住まいと自然が一体化し、心地よい住環境を実現しました。




前庭と奥庭をつなぐ中庭
たくさんの光が入り内と外を曖昧にする
玄関を入ると、広がりのある開放的な空間が出迎えてくれます。
まっすぐ奥へと続く廊下と中庭、そして各部屋がゆるやかに繋がる間取りが特徴です。視線が抜けることで窮屈さを感じさせず、端から端まで見渡せることで奥行きを感じることができます。
階段は蹴込み板のない「スケルトン階段」、視線が抜ける「木製耐力格子壁」、そしてガラス扉を採用し、視線が行き止まる場所をなくすように配慮しました。これにより、各部屋がお庭に面して開かれており、自然光がたっぷりと差し込み、家全体が明るく保たれます。
階段上の梁を取り込んだ吹抜は、京町家ならではの特徴です。吹抜に面した二階のバルコニーへはガラス扉を採用し、バルコニー側から差し込む明るい光が一階まで届くよう配慮しました。階段手摺には黒のロートアイアンを用いることで、シャープな印象をプラスしています。
ウッドデッキのバルコニーは、晴れた日の朝のんびりしながら珈琲やお茶を楽しむことができて、気分転換できる空間になりそう。

今回の改修で町家の意匠を再現しました。京都の景観に沿った外観を残し、町家の再生と保全に取り組んでいます。

前庭の景色をそのまま切り取るようにデザインされた窓。インテリアに四季折々の景色を取り込むことで暮らしを豊かに彩ってくれます。

主に柱などの構造材に京都産材が使われております。八清のMOMOHOUSEプロジェクトの一環で京都産材を使用し地産地消を目指しています。

廊下とリビングの仕切る唐紙の襖模様/リビング側「河の瀬(かわのせ)」河の流れをイメージした唐紙を二種類内装に使いました。

廊下とリビングの仕切る唐紙の襖模様/廊下側「光琳観世水(こうりんかんぜすい)」は、尾形光琳の意匠とされる水文様。

中庭を挟んだ奥は洋室となっておりミニキッチンがついていますので、事務所としても利用可能です。

二階の玄関側洋室の壁面を一部ガラス壁にしました。階段側の眺望が開け、室内が明るく、部屋も広く感じます。

二階のウッドデッキは空が近く、屋外スペースとしても多目的に利用することができます。母屋と離れを繋ぐ渡り廊下のような役割も。
間取図
山紫水明とは、山は紫に、水は明るく、日に映えて美しい。美しい自然の景色を形容する語で、すなわち「自然の景色がきれいで美しいこと」です。
設計士さんのアイデアをもとに、一番奥の庭から湧き出る水が中庭を通り、前庭へと流れる様子をイメージしました。この流れに沿って風も通り抜け、各部屋がゆるやかに繋がるように設計されています。ガラス窓やガラス扉を使うことで視覚的な抜け感を生み出し、空間の狭さを感じさせない工夫が施されています。
時間や季節によって建物の印象が変わり、まるで表情を持っているかのような個性的な京町家。熟練の大工さんが長年培った経験と技術を駆使し、至高の住空間に仕上げました。

MOMOHOUSEプロジェクト
京都で生まれた木材を私たちの暮らしに使うこと。
それは木材と私たちに最適な環境をもたらし、地域経済や地球にもやさしい。個々の暮らしだけでなく地域や地球にも素敵な循環をつくる。八清はMOMOHOUSEプロジェクトを進めています。

プロジェクトリポートなども是非、一読ください
外観と室内写真
小さな写真をクリックすると写真が拡大されます。
節税対策として(建物の減価償却)
八清のリノベーション済の物件を購入し保有することで、一定収入以上の方には節税効果が期待できます。 所得税率の高い個人の方が不動産を取得した場合、数年間は不動産所得がマイナスになることによって、そのマイナスをほかの所得と損益通算することにより、所得税の軽減をはかることができます。
不動産所得がマイナスになるということを掘り下げると、取得した建物は使用しているうちに毎年その価値を下げるため、その減少分を経費として計上する「減価償却」という手続きがあります。 八清の手がけるリノベーション住宅はそのほとんどが木造の築古住宅。築年数22年以上の建物は、4年の減価償却が可能です。※顧問税理士さんに必ずご確認をお願いいたします。不動産は金額が大きく、短期間での減価償却ができることで、収入に対しての節税効果が高くなるというメリットがあります。詳しくは担当者までお問い合わせ下さい。
より詳しい内容はこちらをご覧下さい。>>京都で不動産投資をお考えの方へ

周辺地図
JR円町駅へ徒歩約11分、北野白梅町駅まで徒歩約9分、北野天満宮や平野神社のほか、有形文化財などの歴史的な建物が密集しているエリア。
ご近所を散策すると、京都らしい町並みが残り、京野菜を販売するお店、ひっそりと建つ神社が実は菅原道真公の直属の家臣が建てた貴重な存在だったり、食通が通うミシュラン☆の料理店があったりと京都の懐の深さを改めて感じる場所です。
市バスを使えば四条河原町方面、京都駅、北大路駅と市内中心部にもアクセスでき、自転車があれば気軽に移動しやすい立地です。

360度写真でバーチャル内覧
画面をドラッグ/スワイプしたり、画面内の矢印やアイコンをクリック/フリックすることで室内の様子がご覧いただけます
はじめてのオープンハウス
当該物件はオープンハウス前のご案内も承っております。
オープンハウス前に商談中になる場合もございます。予めご了承ください。
物件概要
- 価格
- 5,980万円
- 種類
- 中古住宅(京町家)
- 所在地
- 京都市上京区御前通西裏上ノ下立売上る北町580番2
きょうとし かみぎょうく きたまち - 交通
- 京都市バス 大将軍停 徒歩約4分
JR山陰本線 円町駅 徒歩約11分
京福北野線 北野白梅町駅 徒歩約9分 - 敷地面積
- 【現況・テープ測量】約86.58m²(約26.19坪)
- 私道負担
- 無
- 建物面積
- 家屋番号74番と75番合計面積 【公簿】1階:43.62m² 2階:33.71m² 延べ:77.33m²
【現況・簡易テープ測量】1階:約54.90m² 2階:約31.74m² 延べ:約86.64m²(約26.2坪) - 建物構造
- 木造二階建
- 築年月
- 築不詳 ※閉鎖謄本によると大正14年(1925年)の記載有り
- 間取
- 3LDK+お庭
- 接道状況
- 幅員約5.5mの西側道路(公道)に約5.96m接道
- 設備
- 上下水道・都市ガス・電気
- 用途地域
- 第一種住居地域
- 法令制限
- 15ⅿ第二種高度地区、準防火地域、旧市街地型美観地区、遠景デザイン保全区域、屋外広告物第三種地域、居住誘導区域、既成都市区域、宅地造成等工事規制区域
- 引渡し
- 即日
- 現況
- 空家
- 建ぺい率
- 60%
- 容積率
- 200%
- 地目
- 宅地
- 土地権利
- 借地権
- 地勢
- 平坦
- 都市計画
- 市街化地域
- 国土法届
- 不要
- 小学校
- 仁和小学校 徒歩約7分(約540m)
- 中学校
- 北野中学校 徒歩約6分(約480m)
- 土地権利
- 【旧法・借地権】
月額地代:15,210円(2025年度)
敷金:182,520円(月額地代の12か月分)
借地期間:当初20年
更新:可(20年毎・更新料要)
借地権の譲渡:借地権の第三者譲渡:転貸可(ただし地主の承諾と承諾料要)
譲渡承諾料:2,249,100 円(購入時は八清が負担)
工事承諾料:工事面積による
借地権設定登記:不可
地主:選佛寺様 - 改装
- 2025年4月八清にて改装済/改装箇所:水廻りの新調(浴室・キッチン・トイレ・洗面等)、外壁補修及び塗装、建具の新調(外部・室内)、内装のやり替え、床フローリングの張替え、床暖房の設置、植栽、エアコン設置済など
- 備考
- ※本物件は現状有姿での取引とします。
※将来、本物件を売却される際、建物の譲渡には地主の承諾及び譲渡承諾料が必要です。
※写真内の動産類は販売価格に含まれません。
※宿泊施設としての利用不可です。
※事務所や店舗としての利用を希望される場合はご相談ください。 - 取引態様
- 売主(契約時の仲介手数料は不要です)
- 担当者
- 鬼頭
- 最終更新日
- 2025年5月15日(木曜日)
- 次回更新予定日
- 2025年5月26日(月曜日)
購入後も安心。
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