2023年度も全員での社員旅行を取りやめ、社員それぞれが行きたいところへ出かけ見たいものを見て、体験する出張研修を行うことになりました。
日常の業務とは違うところでインプットする"自由研究"。
今回もレポートを記事として公開させていただきますので、しばしお付き合いくださいませ。
さて、2023年度第一回はメディアデザイン部の長谷川が報告させていただきます。
昨年と大きく改正されたことそれは、海外もOKとなったこと!
アメリカのメジャーリーグを観戦したい、大谷翔平選手を見たい!ロサンゼルスのまちを歩きたいと思い立ちロサンゼルスへ行ってきました。
ロサンゼルスのまちを散策
到着後すぐに向かったのはハリウッド。
こんなに閑散とした雰囲気なんだなあと思うほどあまり人も歩いておらず、ザ観光地でありながらお土産屋さんにお客さんはおらず...
平日の夜だとこんな感じなのかなと思いながら、タコスを食べてダウンタウンのホテルへと戻りました。
翌日は気になっていた建物を見にダウンタウンを歩きました。
まずたどり着いたのは現代美術館「ザ・ブロード」。
資産家のブロード夫妻が世界中から収集した現代アート作品を展示する私設美術館です。
設計はディラー・スコフィディオ+レンフロ。
メッシュ状なったファサードからちらりと内部が見られるのが面白いです。
入館はなんと無料!
向かいにあるのが、「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」。
波打つシルバーのパネルに覆われた巨大戦艦のような建物はひときわ目を引きます。
フランク・O・ゲーリーが設計し、2003年に完成したコンサートホールです。
どちらも時間がなくてゆっくり内部を見ることはできませんでしたが、いつも見ている木造の住宅とは対極にあるような建物は外観だけでもその迫力に圧倒されました。
近くにあった世界最短の鉄道「エンジェル・フライト」も写真に収めました。
1901年に建設され、全長91メートルを2台のケーブルカーが行き来しています。
「ラ・ラ・ランド」など数々の映画にも登場しているそうです。
ロサンゼルスのまちをブラブラした後はバスでアナハイムへと移動しました。
ハイライトのエンゼルス・スタジアム!
実は出発の数日前から大谷選手はケガのため欠場が続いていました。
ニュースに一喜一憂していましたが、ついにこの日もスターティングメンバーから外れるという無残なお知らせ。
代打での登場を願いつつ試合を見守りました。
マイク・トラウト選手のボブルヘッド
この日はトラウト選手のボブルヘッド(首振り人形)がもらえるスペシャルデーとあって多くのファンが駆け付けました。
しかしながらトラウト選手も故障者リスト入りでプレーする姿を見ることはできません。
地元ファンのみならず、多くの日本人も訪れ、グッズ売り場は長蛇の列。
大谷選手のユニフォームは売り切れとなっていました。
出場しなくても、お客さんをこんなに呼べるスター選手のパワーはすごいと関心しました。
(さすがに大谷選手の欠場が早くからわかっていればもっと少なかったかもしれませんが、出る出る作戦ですね...)
プレーボールを待っていると、素晴らしい人格、地域社会への関与、慈善活動といったフィールド内外での積極的な貢献をたたえるロベルト・クレメンテ賞の授賞式のために、なんとトラウト選手が登場!
試合中もベンチから出てきてボールを拾う姿を見ることができました。
エンゼルスのスケジュールを見るとプレゼントがもらえるスペシャルデーがあり、9月下旬の金曜日にはオリジナルコーヒーマグがもらえる日も設定されていました。
プレゼントがもらえるならと球場に行く動機づけになるでしょうし、金曜日のナイターゲームに配るというところも球団の戦略を感じました。
試合の合間も観客を楽しませる様々な演出がありました。
各回が終わるごとにファンを巻き込んだイベントが行われ、大きなスクリーンにダンスするファンを映したり、フィールドで子どものダッシュ競争をしたり。
日本のプロ野球でも行われていますが、各回が終わるたびにというわけではなかった気がします。(最近は行われていたらすみません)
なかでも考えられているなと思ったのが、協賛するゲーム会社のキャラクターの着ぐるみを着てのダッシュ競争。
うまく広告がエンターテインメントに昇華されていてよいアイデアだなと思いました。
こういうPRの仕方だとファンに楽しんでもらいながら訴求できますね。
さすがゲーム会社!
手拍子を促す効果音やスクリーンの映像も球場に一体感が生まれ、応援する雰囲気を作りだしていました。
回が変わるときやファールボールのときは選手がボールをスタンドによく投げてくれます。
そのボールをキャッチした子どもたちのうれしそうに興奮した様子を見ていると、ファンサービスの大切さをとても感じました。
エンゼルスの選手がホームランを打つと、レフトスタンドにあるディズニーの名残を感じる山から炎が噴き出る演出もファンを盛り上げます。
この日は、今年のWBCでイタリア代表として活躍したフレッチャー選手のレフトポール直撃ホームラン他、2本のホームランを見ることができました。
試合は8回にエンゼルスのピッチャーが大崩れして、11-2でデトロイト・タイガースの勝利。
大谷選手が代打で出るような試合ではありませんでした。
ずっと低迷を続けるドラゴンズのファンとしてはエンゼルスファンと気持ちが通じ合える気がしました。
そして特筆すべきは物価の高さ!
ある程度覚悟はしていましたが、球場で販売されているホットドッグが7ドル、ビールが約15ドル(710ml)、ミネラルウォーター1本約5ドル(500ml)!!
1ドル150円で換算するとびっくりする価格です。
フードの量はアメリカンなサイズでそんなにいいからもう少し安くしてと日本人は思っていたことでしょう。
翌日はディズニーランドを訪れ、行ってみたかったスターウォーズエリアを楽しみました。
とにかく最新の技術を駆使したであろうライドは映画の世界に飛び込んだようで素晴らしかったです。
エンゼルスの旗がなびくアナハイムのまち
実はアナハイムは4年ぶりに訪れました。
アナハイムはディズニーランドとエンゼルススタジアムがあり、多くのホテルが建ち並ぶリゾート感のあるまちです。
エンゼルスの選手の旗が沿道に並んでいて、野球ファンは気持ちが盛り上がります。
当時は1ドル120円でしたが、円安が進んだだけでなく、それからモノ自体の値段もかなり上昇しており、こんなに変わるんだな驚きました。
例えば、4年前に宿泊したホテルは1万5,000円でしたが、今回同じホテルの値段を調べると2万3,000円とおよそ1.5倍になっていました!
アメリカならではのエンターテイメントを体験し、これから八清で行うイベントのヒントになるかなあと考えをめぐらせつつ、クレジットカードの請求のためにしっかり働こうと誓った研修となりました。
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