さて、気になる外壁の話。
このサイトの中でもちらちら出ている、
下見板貼りの外壁。(これはA号地)
年月で風化したTsuTaKiで是非活かしたかった素材の一つ。職人さんに無理を言って、割れないように一枚づつ剥がして残してもらった。
Y棟梁 「ホンマにこれ貼るの?痛んでて使えないのもありそうやから、
足りなくなると思うわ。」
Fujii「足りなくなったらとりあえず新材であててください。塗装で色を近づけようと思うので。」
職人さんにとってみれば、通常なら取り壊すようなものを、あえて使いたい、あえてそれが良い、という言葉にどうも慣れないらしい。
でもここは理解しづらいことを承知で。
そして後日、現場に行くとこのように。
Y棟梁「これ、ホンマにエエの?」
職人さん 「今のとこイイって言ってるのFujiiくんだけやで。」
と、訝しげに見てくる二人。
Fujii 「まあ、今の状態ではしょうがないけど、これがイイ。でも塗装だけではキズや傷みの差は埋められ無さそうですね。さあ、どうしたものか・・・。」
要するに、古く見えるように加工したい。
使えるものはとことん使う、そして、足りなければ自ら作る、
それが、Junk Style TsuTaKiの精神。
塗装とその後をどうするか・・・また次回に。