夢の平屋物語

story

この家の歴史

この家のストーリー

ゆったりとした道路に面して 大きな邸宅が静かに並ぶ住宅街のなか。
そこだけもくもくとした緑に囲まれた 小さな街角をひょいっと曲がり、
かわいらしい道を30歩ほど歩いたところに建つ 小さな平屋のお話。

近隣

この家が建てられたのは、 終戦から7年が経過し、
サンフランシスコ平和条約で 日本が主権を取り戻した昭和27年。
テレビはまだなく、ラジオが主な情報源。 親しみ深い話では、
朝日新聞の朝刊でサザエさんの連載が 始まったころまで時代は遡ります。

サンフランシスコ平和条約

この家を自宅として建築したのは 現在でも五大商社の1つとして広く知られる
某企業にお勤めの紳士。 終戦後の混乱期にありながら 海外での長期滞在経験を持たれる
珍しい方で、 広い視野と豊かな知識、洗練されたセンスで こだわりの住まいを建てられました。

建物のあちらこちらに残る 赤みを帯びた古いレンガは建築当初のもの。
屋根には洋風の色使いを取り入れた 角張った形の珍しい瓦が使われています。

洋風のデザイン窓、ダイニングに作られた レンガの暖炉に繋がる三角屋根の煙突は
当時はとても珍しいものだったことでしょう。

外観 外観 昭和の名残 寝室 昭和の名残 昭和の名残 昭和の名残

KITASHIRAKAWA HIRAYA PROJECT