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吉田山の見える家

2010.05.19 プラン概要②図面②1階室内の間取

1階の室内の間取りも、ほぼ既存の状態を活かした形。

設計士さんの提案図には、「既存の状態が良い味を出しかけているので、より良くなるよう手伝いするイメージ

と走り書きが書かれています。

2.1階のキッチン/ダイニング

キッチン/ダイニング部分では、2階の床が載っていない南側の一角はトップライトを設けることが提案されています。主に東からの光が射し込む場所に作られる大きな面積のトップライトなので、1階には朝の光がたくさん射し込みそう。

台所については、既存の状態(写真右側)で付いていたオーブンは壊れていて使えないため取り外し、

その部分以外は面材を取り替えたり、シンクを磨いたりして、ほとんどそのままを使います。

オーブンの部分には、既存の台所に合わせてガスコンロを載せるレンジ台を作成する提案です。

既存の建具

ダイニングと既存の廊下の間には「ソフト」という名前の型板ガラスが入った建具が使われています。古びた色がなんとも言えないレトロ感を出している木製の建具。

この上部のランマ部分は残す形で考えられています→

トイレは階段の下に新設する予定。既存の状態ではキッチンの横にありましたが、こちらに場所を移したことで、キッチンが広がって冷蔵庫を置くスペースが確保出来ました。

3.和室

1階の和室については、既存の6帖の形のまま。
既存の状態で好い味を出していた、船底天井のような不思議な形の天井も残ることに。

下のイラストにも少し描きこまれていますが、部屋のちょうど中心辺りが高くなった

山形の天井です。→

ただしこのままだと暗さは解消できないため、縁側の建具の上の壁をアクリル板に替え、ランマからも光を取り入れる、という提案が出されています。(下の右側写真のイメージ)

和室のイラストと、ランマのイメージ

和室には、テレビ置きと収納を兼ねるようなスペースが考えられています。


和室にテレビを置いてゆったりするのも良いですし、床の間にして飾り棚として使うのも良いですね。