家を買おうと思った時、何から始めれば良いのでしょうか?
購入するまでの流れとともに、考えておきたいポイントについてお伝えします。
不動産購入までの基本のフロー
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住みたい物件をイメージ
物件の情報収集 -
資金計画
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物件を内覧
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購入の申し込み
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住宅ローンの事前審査
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重要事項説明・売買契約の締結
手付金の支払い -
住宅ローンの本申込み
住宅ローン契約 -
購入金額の残金を支払い
物件の引き渡し・ご入居
上記フローは、不動産を購入するまでの一般的な流れです。
購入する不動産の条件やお客様の状況によって、資金計画や手続きの順番などが変わる場合があります。
不明点や不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。
知っておきたい!CHECK POINT
物件を探す際に検討すべき「光の3原色」。
購入価格、エリア、広さの円をそれぞれ満足度100%にしようとすると、円の重なる白い部分が小さくなり、物件の数がかなり少なくなります。
白い部分を大きくするには購入エリアを広く考えると購入しやすくなります。
情報収集と購入時に検討すべき3原則
物件を探す前に、まずは住みたい物件のイメージを明確にしましょう。そこに住んで、どんな暮らしがしたいかが想像出来たら、具体的な物件を見ていきます。
不動産を購入する際に考慮する3つのポイントは「購入価格」「物件の広さ」「購入エリア」。これを美術の授業で習った「光の3原色」の円に当てはめると、購入できる物件は三つの色が重なった白い部分になります。
満足度100%の家を探そうとすると、この交差する白い部分が極端に小さくなります。現実的に家を探すのであれば、少し希望条件を緩和して、希望の75%を目安に物件探しをしましょう。
八清なら
創業60年をこえる地域密着型の不動産会社八清。地元に根差して営業を続けておりエリアの特徴も詳細までお伝えいたします。またエリア内の価格動向を常に把握し、適正な価格に基づいた売買ができます。
京町家をはじめとし、在来物件など中古住宅の再生販売も手掛けており、ご希望にマッチする物件探しをお手伝いします。
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資金計画と不動産購入にかかる費用
不動産を購入する前には、借入額や返済額、自己資金を把握して、長期的に計画を立てることが大切です。
資金は、預金(自己資金)と世帯年収により決まりますが、たとえ夫婦共働きの場合であっても、転職や出産などでどちらかの収入が減る可能性があるため将来のライフプランを加味して計画するのは大事です。とくに、女性は出産で離職する場合や育児で時短勤務になる場合もあるため、資金を計画する際に妻の所得は少し低く設定しましょう。
資金計画のわかりやすい目安としては、今後払っていく月々のローン返済額を今支払っている賃貸の家賃と同じくらいに設定することです。
また、資金を計画する際には物件価格だけではなく、税金、仲介手数料、保険料など諸経費も含まれた支払い総額を把握しましょう。
諸経費は購入する物件にもよりますが、新築住宅の場合で物件価格の3%~5%、中古住宅の場合で5%~10%程度と言われています。
※仲介手数料とは
不動産会社を介して不動産を売り買いする時に発生する手数料です。
法律によってその割合が決まっていてますが、取引態様が「売主」の場合は八清による直売で他に代理や媒介(仲介)する不動産業者が存在しないため仲介手数料が不要になります。
不動産広告には「取引態様」として記載されている3つの取引種類があります。取引態様は、契約手続きや法律上の規制、仲介手数料の有無にも関わるためしっかりと確認しましょう。
- ◆ 売主
- 不動産会社が所有する物件を、自らが売主として直接取引を行う形です。
仲介が入らないため、仲介手数料が不要。 - ◆ 代理
- 一般の売主から代理権を与えられた不動産会社が販売活動から契約までの業務を行う形です。
売主は代理人に支払う手数料が発生しますが、一般的に買主が支払う仲介手数料は掛かりません。 - ◆ 仲介(媒介)
- 一般の売主と買主の間に不動産会社が入って不動産取引に関わる業務を行う形です。最も多い取引態様で、契約成立時に売買価格に応じた仲介手数料が発生します。
八清なら
資金計画を立てるのは難しそう…どうすればいいの?と悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。
資金計画や、住みたい家についてのヒアリングを行ったうえで、お客様が購入したい住宅の条件にあわせて物件をご紹介いたします。
八清ではファイナンシャル・プランナー(FP)の資格を取得したスタッフが複数在籍し、住宅購入だけでなく、住宅ローン、保険などプロの視点からアドバイスいたします。
住宅ローンについて
住宅ローンを組むことを考えるなら、返済比率についても事前に確認しておくべきです。返済比率とは、額面年収に対する住宅ローン返済額の割合のことで、「年間返済額÷年収」で算出されます。
金融機関によって見方は若干変わりますが、一般的には25~35%が基準といわれる傾向にあります。
(※返済途中でボーナスの減額や停止などになれば返済にリスクを抱える可能性があるため、ボーナス併用払いの利用を避けるほうがおすすめです。)
また住宅ローンを組む際に金融機関による「事前審査」と「本審査」という2回の審査に通過する必要があります。申込者の返済能力を判断するという目的を持つ事前審査に通らなければ売買契約までも至りませんので、購入する物件が決まったらまずは事前審査を受けましょう。
八清なら
住宅ローンは各金融機関から様々なものが出ており、金融機関によって審査基準も異なります。
弊社では、その人それぞれに適切な住宅ローンを組むことによって、無理な返済計画とならないよう、アドバイスいたします。
重要事項説明・売買契約書について
条件に合う物件を見つけ、購入の意思を固めて、ローンの事前審査も通過したらいよいよ売買契約を結ぶ準備です。
売買契約を結ぶにあたって、事前に重要事項の説明を受けることが必要です。重要事項説明書と売買契約書どちらも大事な書類なのでしっかり目を通しておき、納得のいくまで説明を受けましょう。
重要事項説明書には、今から取引をする住宅や土地、および契約に関する重要な事項についての説明が書いてあり、できれば売買契約の数日前に説明を受けて疑問点をチェックしておきましょう。
売買契約書には、代金の確認のほか、手付金の取り扱いについて、契約の不適合責任の有無など、契約にまつわる様々なトラブルを回避するため、細かい契約条項が書かれているので、どちらも必ず漏れなくご確認ください。
八清なら
重要事項説明書・売買契約書のチェックについても、弊社の担当にお任せください。
重要事項説明書に書かれている言葉には、普段あまり耳にすることの無い法律用語や専門的なものが多いですが、お客様に分かるように宅地建物取引士である八清スタッフがご説明いたします。
また2022年5月からデジタル改革関連法が施行され、不動産取引における契約の電子化が始まりました。直接口頭で説明する以外にオンライン契約の選択肢があり、遠方にお住いの方もスムーズにオンラインで契約を完結できます。