さらしや長屋
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路地をシェアする4軒長屋の京町家
幅1.5mのトンネル路地の奥に並ぶ4軒の町家を路地ごとリノベーション。
建築時期は大正11年。
当時は床屋さんや和装屋さんなどが並び、
路地向かいにあった銭湯とともに町の交流場所として賑わいましたが、
その後住まい手を無くし、空家となってからは屋根、壁、床が崩れ落ちるなど老朽化が進んでいました。
その4軒の建物を、それぞれの所有者から譲り受け、路地文化の再生を試みました。
4軒長屋の町家リノベーションを通して地域のコミュニティ"と"子どもの遊び場 = 路地"を再生し
地域の人と路地に暮らす人がコミュニケーションを通して文化を紡ぎ、継承していく。
そのきっかけになるのは、これからの時代を担う子どもたち。
子どもが気軽にお隣へ遊びに行ったり、一緒に宿題をしたり、路地で思い切り駆け回ったり。
大人も挨拶やご飯のおすそわけなど、ほどよい距離感でご近所と繋がれる、古くて新しい京町家です。
















