曼陀羅園の座敷離れ付き京町家

昔ながらの風情漂う路地を抜け、静かなる「曼陀羅園」の一隅に、
心安らぐ穏やかな邸宅が佇んでいます。
時の流れを彩り、木々のざわめきが語りかけ、庭の風が誘う。
古き良き時代の面影が今も漂い、伝統と現代が調和する場所。
それがここ、曼陀羅園の京町家なのです。

  • 生活しやすい2階建ての本宅

    2階建ての本宅は、2、3人家族に適した3Kのレイアウトです。1階には対面カウンター付きのキッチンと、リビングとしても利用できる和室があり、家族団らんの場としてちょうど良い広さの空間です。


  • 格式の高い書院造りの会館

    本宅から渡り廊下を進むと、約18帖の広々とした座敷が広がります。床の間や床脇、付書院の座敷飾りを備えた書院造りで、火灯窓(かとうまど)や格天井など、一般的な住宅にはあまり見られない意匠を取り入れています。


  • 庭を愛で四季を楽しむ

    本宅と座敷離れの間に広がる中庭には、気高さと長寿を象徴する松の木が植えられ、寺社によく見られる春日燈籠が配置されています。ガラス戸を透して中庭を望むことができ、内外が一体となり、季節の移り変わりや自然の美しさを感じることができます。


  • 板塀が続く趣のある路地

    物件の所在地である「曼陀羅園(まんだらえん)」は、昭和初期に整備された住宅地です。和風の家屋や長屋が立ち並び、当時の趣を残しつつも、静寂で落ち着いた雰囲気が漂っています。かつては、映画のロケ地としても利用されたことがあるようです。

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間取りplan

路地を進んでいくと、2階建ての本宅と平屋建ての離れ、そして両棟をつなぐ渡り廊下と庭が広がる京町家の邸宅が現れます。

こちらは、「京都を彩る建物や庭園」に選定されている物件です。

本宅は木造建築の温かみを保ちつつ、現代の暮らしに即した水回り設備などが取り入れられ、すぐに快適な生活を始めることができます。また、西側に位置する会館は書院造りの広間を中心にし、18帖の広々とした空間は伝統的な建築様式と意匠を受け継ぎながらも、奥には洋風文化を巧みに取り入れた洋間もあります。華道や香道の会を開催したり、アートの展示会を行ったりするのにも適しています。

季節ごとの移り変わりを感じながら、自然と調和した生活を楽しむことができる隠れ家の邸宅です。

間取り図 間取り図

“京都を彩る建物や庭園”とは?

「京都を彩る建物や庭園」制度は、京都市の文化財保護課が市民から推薦された建物や庭園をリスト化し、京都の文化遺産を保護する取り組みです。審査を経て選定された建物や庭園は、特別な価値が認められる場合には認定されます。
対象は寺社仏閣から個人邸宅まで幅広く、公開されている場所だけでなく、一般の住宅も含まれます。この制度は、京都の歴史や文化を象徴する建築物や庭園を保護し、市民の協力を得てその価値を高め、維持・継承していくことを目指しています。

写真photos

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  • 本宅の外観
  • 本宅の玄関
  • 玄関から中庭を望む
  • キッチン
  • 対面キッチンカウンター
  • キッチン越しに中庭を見る
  • 1階和室リビング
  • 洗面化粧台
  • 浴室
  • 1階縁側
  • 奥庭のデッキ
  • 奥庭
  • 階段
  • 明るい寝室
  • 2階和室
  • 2階縁側から和室を見る
  • 渡り廊下
  • トイレ
  • 洗面台
  • 渡り廊下から本宅を見る
  • 書院造りの広間
  • 廊下越しに中庭を眺める
  • 中庭
  • 中庭にある手水鉢
  • 広間東側の廊下
  • 広間南側の廊下
  • 会館西側の板間
  • 会館西側の和室
  • 会館の玄関
  • 会館の入口
  • 外観と路地の雰囲気
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立地location

自然、歴史、文化と触れ合う「東山七条」

京都駅の東に位置する東山七条は、歴史と文化が息づく魅力的な地域です。
三十三間堂や智積院などの寺院、そして京都国立博物館や京都女子大学が点在し、古都の魅力と文化的な雰囲気を感じることができます。また、少し南に行くと陶器の工房やレトロな街並みなど、情緒のあり郷愁を搔き立てる町でもあります。

物件が所在する今熊野は山に近く、静かで隠れ家的な雰囲気が漂いますが、プリンセスラインバスの京都女子大学前停(徒歩約3分)や市バスの東山七条停(徒歩約9分)が近くにあるため、市内各地への移動は便利です。また、自転車があれば東福寺駅や京都駅へも行き来しやすいです。

都会の喧騒から離れ、ゆったりとした時間が流れるスローライフが叶う魅力的な場所です。

周辺地図 周辺地図
曼陀羅園の路地地図 曼陀羅園の路地

落ち着きある曼陀羅園の路地

京都女子大学のある辺りは京都市域拡大に伴う大正期の住宅開発の際に、高級住宅地として多くの邸宅が建てられた地域。その南にあるのが、昭和初期の宅地開発によって整備され「曼陀羅園(まんだらえん)」と名づけられたという一角です。

当時、この場所には戸建て住宅2軒と長屋住宅22軒が建てられました。時代を経た現在は、北側の戸建てとその並びの家に建築当初の姿が残ります。

植栽と板塀の続く落ち着きある雰囲気の路地は、昭和初期の姿をいまに伝えています。

バーチャル内覧virtual tour

画面をドラッグ/スワイプしたり、画面内の矢印やアイコンをクリック/フリックすることで室内の様子がご覧いただけます。

概要details

価 格 1億3300万円
種 類 中古住宅(京町家)
所在地 京都市東山区今熊野日吉町37番4
きょうとし ひがしやまく いまぐまのひよしちょう
交 通 京阪本線「七条駅」2番出口 徒歩約16分
京都市バス「東山七条停」 徒歩約9分
プリンセスラインバス「京都女子大学前停」徒歩約3分
敷地面積 【公簿】320.33m²(約96.89坪)
私道負担
建物面積 【公簿】1階:147.61m² 2階:35.88m² 延べ:183.49m²(約55.50坪) 
建物構造 木造2階建
築年月 築不詳
間 取 6DK + S + 庭
接道状況 幅員約3.5mの南側道路(2項道路)に約18.0m接道
設 備 上下水道・都市ガス・電気
改装年月 2023年7⽉所有者により改装済。
改装箇所…室内壁面塗替、畳新調、建具⼀部新調、など
用途地域 第一種中高層住居専用地域
法令制限 15m第1種高度地区、風致地区第5種地域、歴史的風土保存区域、屋外広告物第2種地域、居住誘導区域、宅地造成工事規制区域、保全区域、土砂災害警戒区域(急傾斜)
引渡し/現況 相談/入居中
建ぺい率/容積率 60%(用途地域による)、40%(風致地区による)/200%
地目/地勢 宅地/平坦
土地権利/国土法届 所有権/不要
小中学校 東山泉小中学校 東学舎まで徒歩約15分(約1.17km)/西学舎まで徒歩約15分(約1.17km) ※小中一貫校
都市計画 市街化区域
備 考 ※セットバック約9m²
※写真内の動産類は販売価格に含まれません。
※売主の契約不適合責任は免責とします。
※本物件は現状有姿での取引とします。
※がけ条例に該当する可能性あり。
※京町家カルテ再発行可能です。
※現在居住中のため見学は2日間以上前の事前連絡が必要です。
取引態様 仲介
担当者 藤原
最終更新日 2024年4月30日(火曜日)
次回更新予定日 2024年5月13日(月曜日)
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