〇〇シリーズ “フタツ”と⌂ for S

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About

京都の北のランドマーク「船岡山」

古代より存在し、平安京創建の北の起点とされ、1200年の歴史を重ねる都を見守ってきました。そんな船岡山の麓を横切るのは「鞍馬口通」近頃ローカルな京都の魅力を楽しめる場所として観光客にも人気の高いエリアです。

今回の○○シリーズ第7弾は町家が建ち並ぶ自然豊かな船岡山の麓で“フタツ”をテーマにリノベーションを行いました。

2016年5月全改修済

Concept

大きな特徴は、フタツの庭。小さいながらも、気候や季節の移ろいを目で耳で感じることができる貴重な空間です。表と奥に配置することにより風の流れも得ることができました。

「和と洋」フタツの要素を一度に楽しめる間取構成にもご注目。1階は、玄関から縁側には京町家の和の趣きを持たせ、障子を開けるとモダンな雰囲気のLDKが広がります。

2階も「和と洋」の部屋配置。本来は天井が張られて隠れてしまう 屋根下を利用してロフトスペースを設けました。限られたスペースの中でも、暮らしを彩る要素を凝縮させています。

立地・環境とともに、間取にも“フタツ”の要素を盛り込みさまざまな住まい方が考えられるリノベーション京町家です。

Photo

※下の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。