リビング 間伐材でできた西粟倉産のフロアパネルを、杉の森に見立てて壁に貼りました

Story3_3コンセプトのこと

次に、改修には「国産の木材を使う」こと。

海外産の木材は環境の変化で虫がついたりすることがあるそうですが
国産材を使えば日本の風土に合った呼吸をするため
長持ちが期待できるそうです。

土間 南側の家の土間スペース

そして最後に、冬は寒くて夏暑いと言われる
「町家の暮らしを快適にする」こと。

その方法として、2軒の町家には
・玄関前の広い土間
・日当たりのいい大きな庭とテラス
がそれぞれ設けられています。

ひんやりとした土間は、
夏は足に心地良く冬には乾燥しがちな室内の湿度を保ち、
一年を通じて心地良くしてくれます。

そして冬でもあたたかくぽかぽかと過ごせるテラスは日当たり抜群。
この家で一番居心地のいい場所になるはずです。

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