路地に灯る町家
― 東山光彩 ―





POINT01一点物の唐紙襖
襖は、空間を分けたり一つにつなげたりと、日本の暮らしに寄り添ってきた伝統建具です。その中でも“唐紙襖”は、版木による手摺りや文様の表現など、伝統技法を用いて仕上げられる特別なもの。紙そのものに意匠が宿り、住まいに静かな華と上質さを添えます。本物件では、1階と2階に異なる図案の唐紙襖を設え、空間や時間の移ろいを愉しめるしつらえとしました。
唐紙襖 制作 野田版画工房

本物件の唐紙襖は、野田版画工房様による制作。
同工房は2011年、滋賀県東近江市永源寺にて設立され、唐紙の伝統技法である手摺り木版を中心に、独自のデザインや文様、技法を掛け合わせながら、モノタイプ(一点物)の唐紙作品を生み出しています。その意匠を住まいに迎えることで、空間に静かな彩りと深みが宿ります。
野田版画工房(WEB)




POINT02土間の名残をたたえる、光の通り道
かつてのトオリニワを吹き抜け階段として再構成し、足元には土間の質感を残した床を採用。1階の土間には庭へとつながるガラス扉を設け、奥まで光が届く“抜け感”のある空間に。屋内と庭がゆるやかにつながり、通り庭の名残が息づく、心地よいひろがりが生まれました。




POINT03曲線モチーフの遊びあるデザイン
ラフランス型の照明や襖の曲線模様など、やさしいフォルムを随所に取り入れ、空間に柔らかな遊び心を散りばめました。水まわりも丸い鏡で統一し、バスルームの2つの鏡は磁石で着脱可能。使い方に合わせて位置を調整できる、ささやかな楽しさのある仕掛けです。
FLOOR PLAN

この町家は、昔のつくりを生かしながら、今の暮らしに合うよう丁寧に手を入れた1LDKです。
まず1階は、路地奥で元々光が入りにくい環境をいかし、その“暗さ”を落ち着きとして捉えた静かな寝室に。クローゼットと洗濯スペースを隣り合わせに配置し、“洗う → 干す → しまう”の動線が短く、スムーズに行えるよう工夫しています。さらに、庭には吹き抜け階段と同じ質感の舗装を施し、屋内と庭がゆるやかにつながる一体感のある雰囲気を生み出しました。植栽の緑がガラス越しに視界へ入り、室内にいても季節の彩りを楽しめます。
階段を上がった2階には、日当たりのよい場所を活かしたLDKを配置。家族や友人が自然と集まる、明るく開放的な団らんの場となっています。加えて、二畳ほどの小さな畳スペースをしつらえ、昼寝や読書、語らいにもぴったりの“特等席”に。ここにもガラス扉を組み合わせ、奥まった位置でも明るさを取り込める、ひと続きの心地よい空間が広がります。
2025年10月
八清によりリノベーション済み
水廻りの新調(浴室・キッチン・トイレ・洗面等)、外壁補修及び塗装、建具の新調(外部・室内)、内装のやり替え、床フローリングの張り替え、床暖房の設置、植栽、構造補強など
PHOTO
AREA

六波羅蜜寺を間近に、
歴史の余韻に暮らす ― 東山・三盛町
物件がある三盛町は、「六波羅(ろくはら)」と呼ばれる一帯に位置します。すぐそばには、平安時代から庶民信仰を集めてきた六波羅蜜寺があり、空也上人立像や平清盛像など、日本史を語るうえで欠かせない文化財の宝庫として知られています。周辺には六道珍皇寺をはじめ、あの世とこの世の境と伝えられてきた“六道の辻”が残り、京都の人々にとって特別な畏敬を抱かれてきた地域です。
古い寺院が点在する一帯でありながら、京町家を活かした小さなショップやギャラリー、雰囲気のよいレストランやカフェも並び、散策にも楽しいエリアです。石畳にお茶屋が立ち並ぶ宮川町や、観光客で賑わう清水寺・高台寺方面へも歩いてアクセスでき、京都らしい情緒と文化を日常の中で感じられます。
三盛町の中でも本物件は路地奥にあり、周囲の喧騒からひと足離れた静けさが魅力。歴史が折り重なる東山の中心にありながら、落ち着きと特別感のある暮らしが叶います。
また、徒歩圏には京阪「清水五条」駅があり、大阪方面への移動もスムーズ。観光にも、京都の日常にも、関西圏での活動にも便利なロケーションです。
千年の時間を積み重ねてきた東山。その深い歴史と、路地の静けさが息づく特別な場所──それが三盛町です。
VIRTUAL TOUR
画面をドラッグ/スワイプしたり、画面内の矢印やアイコンをクリック/タップすることで室内の様子がご覧いただけます。
OUTLINE
| 賃 料 | 158,000円 |
|---|---|
| 種 類 | 貸家(京町家) |
| 用 途 | 居住用 |
| 敷金/礼金 | 158,000円/158,000円 |
| 契約期間 | 3年 |
| 契約の種類 | 定期借家契約 |
| 所在地 | 〒605-0842 |
| 京都市東山区六波羅南通東入三盛町174番3 | |
| きょうとし ひがしやまく ろくはらみなみどおりひがしいる みつもりちょう | |
| 交 通 | 京阪本線「清水五条駅」5番出口 徒歩約7分 |
| 京都市バス「五条大和大路・東山開睛館前停」 徒歩約4分 | |
| 専有面積 | 1階:約26.74m² 2階:約26.74m² 延べ:約53.48m²(約16.17坪) |
| 建物構造 | 木造2階建 |
| 間 取 | 1LDK + 庭 |
| 築年月 | 築不詳 ※家屋評価調書によると昭和15年(1940年)の記録有 |
| 用途地域 | 近隣商業地域 |
| 引渡し/現況 | 即日/空家 |
| ペット/楽器演奏/タバコ | 不可/不可/不可 |
| エアコン | 2台(設備として) |
| 駐輪スペース/駐車スペース | 無/無 |
| 小学校/中学校 | 開睛小中学校 徒歩約2分(約119m) |
| 備 考 | ※保証会社の保証および集金代行システム加入要。保証料は審査内容により異なります。引落手数料として330円が掛かります。 ※借家人賠償責任保険の加入が必要です。 ※町内会へのご加入をお願いします。 ※2025年10月八清によりリノベーション済み 改装箇所:水廻りの新調(浴室・キッチン・トイレ・洗面等)、外壁補修及び塗装、建具の新調(外部・室内)、内装のやり替え、床フローリングの張り替え、床暖房の設置、植栽、構造補強など |
| 取引態様 | 仲介(※契約時に仲介手数料が必要です。) |
| 担当者/物件番号 | 辻/70546 |
| 最終更新日 | 2026年1月26日(月曜日) |
| 次回更新予定日 | 2026年2月9日(月曜日) |






























東山区・六波羅蜜寺のすぐそば。静かなトンネル路地の奥に佇む、八清改装済みの京町家です。
1階の洋室と2階のリビングには、伝統的な版画技法で仕上げた一点物の“唐紙襖”を設えました。ほどよい存在感を保ちながら空間に静かな華を添え、住まう人の気持ちを自然と明るく前向きにしてくれる意匠です。
伝統を大切にする東山の地で、世界にひとつの美を暮らしの中に迎えてみませんか。