レンタルスペース
京町家
プロジェクト

 

ABOUT
プロジェクトについて

地下鉄烏丸線「五条駅」徒歩約2分、
ビジネスと文化が交差する「烏丸五条」にレンタルスペースを開設予定

八清では、京都の歴史の中で育まれてきた京町家の新しい活用方法として、「集う京町家」を企画しています。

和室の大広間や和洋折衷の広間、茶室を有する本施設では、会議や研修等のビジネス用途以外にも茶道教室やワークショップや勉強会などの様々な用途でご利用いただけます。

また京都にお越しの際に、ご家族やご友人たちと気軽に集まることのできる場として、京町家を体験していただくことも可能です。

普段利用されている空間とは異なる、利用される方々の感性を刺激する空間を提供いたします。
集われた皆さまに、新しい発想や活発な交流が生まれるきっかけとなることを祈って。

このページでは、開業までの様子を少しずつ綴っていきます。

STORY
開業までの物語

    • vol.1 質実剛健の町家

      初めて建物を訪れたのは2018年の10月上旬。解体に入る前の状態を写真に収めるため。何も置かれていない状態の室内は、がらんとして、これから新しく生まれ変わるのを静かに待っているようでした。

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    • この町家は昭和初期に建てられ、もともと呉服商の社屋として使われていました。

      展示会をするための大きな空間があり、人や物の出入りが多い玄関には建物を傷つけないよう、壁に板張りの工夫をするなど、社屋として機能的に使われていた様子がうかがえます。 特別な装飾のあまりない町家ですが、階段室を見ると柱梁には太く立派なものが使われ、質実剛健といった建物。

      明るい蛍光灯の照らす室内は、町家には一見味気なくも思えますが、この室内が商品を細部まで検品するために使われていたという建物の歴史を物語っています。

      天井高のある広く明るい室内は、大人数の集まる会議やパーティーにも使えそうな印象で、レンタルスペースとして使っていくというのに深く納得。

      担当・村田から聞いていたのは、ここを「集う」町家にしたいという思い。社屋としての役目をいったん終えた町家ですが、これからレンタルスペースとして生まれ変わり、再び人が集い、交流していく場になることで、この町家が生き生きとして蘇ることを思うと楽しみになるのでした。

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BEFORE
改装前の建物

※写真をマウスオーバーまたはタップすると、説明が表示されます。

  • 人研ぎ仕上げの腰壁に鉄の丸棒の格子窓が付く、「昭和初期型」と呼ばれる外観。1階の通り庇だけでなく、大屋根にも一文字瓦が使用され、風格を感じさせます。
  • 1階の格子窓にはまるガラス窓。窓の上部にガラスの欄間も付き、採光を重視した作りになっています。
  • 水廻りの庇に残っていた碍子(ガイシ)と裸電球の照明。昭和レトロな懐かしい雰囲気の風景。
  • 台所から奥に続く廊下の壁。採光のためのガラスの欄間が嵌り、何かを吊るしていたフックが残されていました。
  • 社屋として使われていた頃の名残、セントラルヒーティングなどに使われていた機器。
  • 2階の室内。1階よりも明るく、天井高のある空間。広々とした畳敷きの座敷は、呉服の展示場として使われていた部屋。商品を検品するために、室内を蛍光灯が照らしていました。
  • 階段室を2階から見て。太い柱や梁が使われ、見ごたえがある空間。天窓から落ちる光が陰影を作り出しています。
  • 階段を上がったところの2階ホール。台所の上部に当たる部屋のため、もともと火袋の吹き抜けであった可能性もありそうな箇所。
  • 2階の和室に付く縁側。正面に見える空調のダクトは、社屋として使われていたころの名残。
  • この町家の中で唯一の床の間が2階の奥の部屋に残されていました。美しいバランスで仕上げられた違い棚が設えられています。