お庭や縁側も備えた、町家らしい趣のある間取りです。建物内部は「トオリニワ」と呼ばれる直線に沿って3室が一列に並ぶ、京町家で最もよく見る「一列三室型」の空間構成の伝統的な造りです。

大宮通に面しており、二階は日当たりも良好。天井板を外すと、立派な梁（ゴロンボ）が姿を現し、町家の歴史と風格を感じさせます。この天井高を活かして、ロフト収納を設けるのもおすすめです。

ご夫婦や三人家族の住まいとしてはもちろん、仕事場兼自宅やセカンドハウスとしてもご検討いただけます。町家の魅力を活かした、さまざまな暮らし方が叶う一軒です。

京町家でカメラ屋さんはじめました。

一階の通りに面した部分は、カメラ屋さんとして生まれ変わりました。
修理と販売を行う空間で、出格子はそのまま利用しショーケースとして活用し、趣のある町家の表情を残しながら、ウィンテージカメラが並ぶ姿は道行く人々の目を惹きます。
住居スペースは一階の奥にあり、リビングと水回りをまとめた落ち着きのある生活空間となっています。坪庭から差し込むやわらかな光が、日々の暮らしに静けさと彩りを添えてくれます。
二階には寝室を設け、町家ならではの梁や天井の高さを活かした、心安らぐプライベート空間が広がります。

仕事と暮らしがゆるやかに繋がる京町家。カメラを通して記憶を紡ぎながら、自身の暮らしも丁寧に育んでいく、そんな夢のある住まいです。

―リノベーションのご相談を承ります。設計事務所や工務店にお心あたりがないお客様はお気軽にお問い合わせください。
―ご紹介の改装プランは概算プランです。改修の内容により詳細は異なりますので、あくまで参考としてご覧ください。
―当該物件はリノベーション条件つき販売ではございません。

紫竹（しちく）は、大徳寺の北側に位置する注目のエリアです。京町家を改修したカフェやお花屋さん、こだわりの珈琲店など、雑誌でも特集されるような魅力的なお店が点在し、京都らしい風情が残るエリアです。
徒歩圏内には賀茂川が流れ、春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の美しい自然を身近に感じられるロケーションです。 足をのばせば、桜の名所「半木の道（なからぎのみち）」や京都府立植物園、そして世界遺産にも登録されている上賀茂神社へも訪れることができます。
休日には、近所のパン屋さんや珈琲専門店を巡ったり、賀茂川沿いをのんびり散歩したりと、心穏やかな時間を過ごせるのもこの街の魅力です。