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京・紫野 織屋建ての京町家

「西陣織」の
歴史の残り香

西陣・柏野。
京町家がずらりと軒を連ねる通りにある、「織屋建(おりやだて)」の町家。
西陣地域には、家の奥に広い土間を設けて織り機を置いた「織屋建(おりやだて)」とよばれるタイプの町家が多く残っています。本物件も、その内の1つ。
全体がひとつの織物工場として機能した町も、現在はのどかな住宅街。懐かしい古都の織町の風情を色濃く残しています。昔の町の面影をはっきりと現代に残すその姿は、昔の人の姿や声が思い浮かぶほど。

本物件の位置する北区・柏野エリアは、金閣寺、北野天満宮、船岡温泉のちょうど真ん中くらいに位置し、四季折々、日本の美しさを間近に楽しむことができる、とても素敵な場所。
徒歩圏内には、昔からの佇まいを残す老舗や、町家を改修したカフェや小さな商店、スーパーなどが点在します。静かな場所でありながら、利便に住まう、京都暮らしを体現することができるでしょう。

はじめてのオープンハウス

2025.5.24(土) 13:00~16:00

[予約不要・自由内覧]

※当該物件はオープンハウス前の内覧も承ります。

※オープンハウスの前に商談となる場合もありますので、予めご了承ください。

平安時代からの
歴史に遡る
織屋建て京町家

西陣地域に多く見られる、織屋建(おりやだて)の京町家。
織屋建(織物をつくっていた機織作業場兼居住)は、京都西陣に特化した町家の建築様式で、奥に織機を入れる吹き抜け空間(機場)を持つのが特徴です。
作業場は天井が高く開放的な空間をもつ遺構で、居住用と機織りの空間に分かれている職住一体型の町家です。

平安時代から明治初期まで使用されていた高機(たかはた)という織機が由来とされ、その構造は高機を設置するために考案されたと考えられています。織屋建ては西陣織の歴史と密接に関わっており、西陣全体が織物工場のような町として機能してきた歴史を物語っています。

本物件は、そんな建物の面白みを活かした改修ができる織家建ての住まい。
建物の歴史に想いを馳せる、京町家の暮らしはいかがでしょうか。