西陣織屋建の家

環境や社会への配慮を考えながら企画するリノベーション京町家「エシカルハウス」では、
地域産材を利用することで、「地産地消」や「地域貢献」への取り組みを考えています。

今回その中の1つとして検討しているのが、「竹紙」の取り入れ。

古くから織物に携わる多くの人々が暮らし、伝統とものづくりの精神が息づくここ「西陣」で
「竹紙」を手作りしている方がいらっしゃると聞き、早速お話を伺いに行ってきました。

竹紙

西陣の風情をたっぷり含んだ細い道を曲がった先に建っていたのは、
緑に包まれた、町家というよりは民家に近い、古さから優しさがにじみ出たような木造の建物。

冷たい冬の小雨に濡れ、一層濃くなった木々の間を縫うようにして玄関まで進むと、
木製建具をカラカラと開けて
竹紙竹筆専門店 Terra(テラ)の小林亜里さんが出迎えてくださいました。

terraさん

冬の朝ならではのひんやりとした空気が漂う玄関は、
目を引くインテリアや飾り付けはないはずなのに、
周囲に置かれた暮らしの道具やそれらの置き方から洗練されたセンスが滲み出ていて、
まるでこの家だけが他とは別の時間の流れを持っているような
柔らかな雰囲気と強い世界観に、一気に引き込まれてしまいました。

terraさん