西陣織屋建の家 竹紙

「竹紙」は、その名の通り「竹」でできた手漉き紙のこと。

工程は似ているものの、コウゾやミツマタを原料に使う和紙とは異なり、
繊維が固いという性質から、1年以上、少なくとも100日間は水に漬け込み、
数日間煮てから繊維をつぶして取り出すなど、たくさんの時間と手間を経て作り上げられます。

竹紙

紙の表面に現れるその繊維質は、
作り手によっても、その工程によっても竹の種類によっても大きく変わり、
生成りの色はもちろん、草木や泥によって丁寧に手染めされることで、さらに豊かな自然を宿し、
この世に2つと同じもののない、オリジナルの1枚となります。

terraさん

Terraさんでは、全国各地に点在するという竹紙職人さんが手掛ける様々な紙を取り扱われており、
和室の隅にずらりと並べられた作品たちを見るだけでも
その豊かな個性に驚かされます。

竹紙

竹紙は中国や東南アジアでは宗教や神聖な行事に取り入れられたりなど、 1000年以上の歴史を誇りながらも、
日本では各藩の産業として保護されることが多かった和紙とは違いメジャーにならなかったことから、
今でも作り手個人の個性を表現する手法が色濃く残っているのだそうです。

竹紙