光が降ってくる家 2016.04

両側に隣家が迫っている住宅密集地や限られた大きさの住まいでは、
隣家や道路からの視線が気になり、窓を設けられない事があります。
かといって光を照明だけに頼ってしまうのではなく、
陽射しをどう取り入れるかを工夫した住まい。

住まいが二階建ての場合は、
通常なら一階部分は窓からしか光を取り込むことができません。
今回の改修では二階の廊下をグレーチング(※)施工することにより、
二階トップライトから入った採光がグレーチングを通り、
柔らかく拡散し一階廊下へ陽射しを落とします。

家の中はインナーテラスを設け囲むように居住空間を配置しました。
インナーテラスと室内がフラットに繋がりながらも
各部屋は独立した空間でもありながら繋がっている連続感もあり、
開け放つと風通りのよい空間を楽しむことができます。
透明のガラス建具で圧迫感を与えず、
部屋を視覚的に広く見せ空間に広がりを持たせました。

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■設計:株式会社OHArchitecture
■2017.02 住宅特集掲載