大正時代に質屋さんだった町家をリノベーション、だから“モトシチヤ”。 およそ築90年。大正11年に建てられた元「質屋」さんの京町家です。 もともとの建物は、質物を保管していた倉庫、 お客さんと用談をしていたと思われる土間に面した廊下や畳敷きの玄関など、 質屋ならではのユニークな姿を残しつつ、奥へと長く伸びた間取りと、 続き間の和室、トオリニワを思わせる台所は京町家の特徴を備えていました。 このリノベーションでは、質屋ならではの面白さと、 町家の風情をベースに洋の雰囲気を織り交ぜながら、 隅に追いやられていた坪庭を広く取り戻し、 外の空間をリビングへ取り込んだ明るい住まいを目指しました。 暗く閉鎖的だった質屋の保管庫には開口を設け、 外の空間とのつながりを作ることで 狭いながらも広さを感じる居心地のいい空間へ。 玄関アプローチ・縁側も含めたこの可愛らしいプライベートスペースは 愛着を込めて「モトシチヤゾーン」と名付けてみました(笑) 改装前、和室に設けられていた床の間をそのまま残したダイニングキッチンは モダンな洋の空間に和の落ち着きが感じられ、 普通なら同じ空間には存在することのない2つの要素が違和感なく溶け込んだ 絶妙な雰囲気を味わうことができます。 部屋の中のようでもあり外のようでもある、ゆったりとしたインナーテラスは リビングを広く見せるだけでなく、爽やかな風を感じながら朝食を取ったり、 ゆったりと音楽に耳を傾けたりと毎日の暮らしに彩りを添えてくれる 贅沢なスペースです。
大正時代に質屋さんだった町家をリノベーション、だから“モトシチヤ”。
およそ築90年。大正11年に建てられた元「質屋」さんの京町家です。
もともとの建物は、質物を保管していた倉庫、
お客さんと用談をしていたと思われる土間に面した廊下や畳敷きの玄関など、
質屋ならではのユニークな姿を残しつつ、奥へと長く伸びた間取りと、
続き間の和室、トオリニワを思わせる台所は京町家の特徴を備えていました。
このリノベーションでは、質屋ならではの面白さと、
町家の風情をベースに洋の雰囲気を織り交ぜながら、
隅に追いやられていた坪庭を広く取り戻し、
外の空間をリビングへ取り込んだ明るい住まいを目指しました。
暗く閉鎖的だった質屋の保管庫には開口を設け、
外の空間とのつながりを作ることで
狭いながらも広さを感じる居心地のいい空間へ。
玄関アプローチ・縁側も含めたこの可愛らしいプライベートスペースは
愛着を込めて「モトシチヤゾーン」と名付けてみました(笑)
改装前、和室に設けられていた床の間をそのまま残したダイニングキッチンは
モダンな洋の空間に和の落ち着きが感じられ、
普通なら同じ空間には存在することのない2つの要素が違和感なく溶け込んだ
絶妙な雰囲気を味わうことができます。
部屋の中のようでもあり外のようでもある、ゆったりとしたインナーテラスは
リビングを広く見せるだけでなく、爽やかな風を感じながら朝食を取ったり、
ゆったりと音楽に耳を傾けたりと毎日の暮らしに彩りを添えてくれる
贅沢なスペースです。