虫籠(むしこ)窓の残る小さな京町家。 簡易宿所では、“帳場”と呼ばれる番頭用のスペースが必要ですが、 1棟貸しの宿には番頭が常駐するわけではないため、 帳場自体が意味を為しません。 そんな折、京都市条例による緩和のため、必要な条件を満たせば 帳場なしでも認められることになりました。 開智あんず庵は、その第1号となります。 玄関を入ると、かわいらしい手水鉢を設えた小さな石庭と 茶室を思わせる入り口により迎えられ、目を楽しませてくれます。 奥に進むと素敵なお庭の見えるくつろぎ空間。 もともと存在していた岩たちに息吹を与えました。 2階寝室の壁は存在感の際立つ“版築塗り”仕上げ。 幾層にも土を重ねるという、手間暇かけた左官仕事です。 小さな町家ですが随所にゲストをもてなす工夫を凝らし、 丁寧に丁寧に作り上げた自信作です。 ぜひとも一度、泊まってみてはいかがでしょうか? [Link] ■Machiya Residence Inn 開智あんず庵 ■リノベーション・オブ・ザ・イヤー2013(選考結果)
リノベーション・オブ・ザ・イヤー2013 「クール・ジャパン賞」受賞
虫籠(むしこ)窓の残る小さな京町家。
簡易宿所では、“帳場”と呼ばれる番頭用のスペースが必要ですが、
1棟貸しの宿には番頭が常駐するわけではないため、
帳場自体が意味を為しません。
そんな折、京都市条例による緩和のため、必要な条件を満たせば
帳場なしでも認められることになりました。
開智あんず庵は、その第1号となります。
玄関を入ると、かわいらしい手水鉢を設えた小さな石庭と
茶室を思わせる入り口により迎えられ、目を楽しませてくれます。
奥に進むと素敵なお庭の見えるくつろぎ空間。
もともと存在していた岩たちに息吹を与えました。
2階寝室の壁は存在感の際立つ“版築塗り”仕上げ。
幾層にも土を重ねるという、手間暇かけた左官仕事です。
小さな町家ですが随所にゲストをもてなす工夫を凝らし、
丁寧に丁寧に作り上げた自信作です。
ぜひとも一度、泊まってみてはいかがでしょうか?
[Link]
■Machiya Residence Inn 開智あんず庵
■リノベーション・オブ・ザ・イヤー2013(選考結果)