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居住用

連なる厨子二階の町家

下京の東本願寺にほど近いところに2棟軒を連ねる厨子二階の町家があります。
昨年の夏にお引渡が終了したF様邸。兄妹のご生家を2軒同時に改修させて頂きました。
ちょうど半年が過ぎ、夏から秋、冬を経験された妹様の感想をお伺いしてみました。

外観

ハチセ工務担当:電話ではお話ししてましたが、お邪魔するのはずいぶんご無沙汰してましたね。
冬だから寒いのは当たり前ですが、一番寒い時期を過ごされてみて、やはり前と同様に寒いですか?

F様:寒いのはやっぱり寒いですよ(笑) でも改装前はめちゃくちゃ寒くていつもブルブル震えていましたが、とても綺麗になったので温かく感じますね。
コンセントの数を増やしてもらって、エアコンも取り付けてもらいずいぶん快適になりましたよ。

Q.このお家はF様兄妹のご生家で、ずっとこちらで暮らされているとお聞きしていますが、
このご生家を改修されることにした経緯を教えてください。

F様:元々、老朽化がひどく進んでいたので、建替えるかリフォームするかはずっと考えておりました。
兄は建替えることを思っていたようですが、私はこの家に愛着があったので残したいという気持ちがありました。
生まれ育った家を建替えてまっさらなものにすることに抵抗があったんです。

ハチセ工務担当:F様は一番初め、当社のオープンハウスに来てくださったのですよね。

室内写真

F様:そうそう。建替えするかどうか迷っていたとき、たまたま家の近くでハチセさんがオープンハウスをされていて。何気なく入ってみたのが始まりでした。
そのときはすでによその工務店と話しをしていたのですが、建替えするか、改装するかを迷っていたもので・・・
。たまたま社長さんが待機されてて、少し家のことをお話ししたら、数日後にすぐに見に来られて。
とにかくハチセさんは動きが早かった。
それから時間をおかずに色々と物件を見せて廻ってもらいました。

たくさんの物件を見ている最中は、今の古い家がここまで綺麗になるのか?!と半信半疑で・・・。
建替えと迷っていた兄も、改修といえども新築並みになることに本当に驚いていましたね。
そこまで綺麗になるなら、改修するのも良いかな、と考えが変ってきたようでしたね。

ヨーロッパの古い町並みを目にしていた兄は、鉄骨の家への建替えを考えながらも、頭の片隅には、町家の並ぶこの町並みを京都にも残したいという思いがあったのだと思います。

 

 

Q.最終的に改修に踏み切られたわけですが、設計や仕様決めに参加されていかがでしたか?

F様:月に一度の打合せのペースだったのですが、1ヶ月の間に色々な情報が入って自分なりのアイデアを考えることができてやりやすかったです。
素人なので、出来上がりがなかなかイメージできず、様々なことを要求していたと思います。

時には自分が思うところと離れている部分もあったのですが、実際に暮らしてみて、担当の方が提案してくれたことの意味がわかるような気がします。
遠方の兄ともメールでこまめにやり取りしてもらい本当にありがたかったですね。

 

ハチセ工務担当:お兄さんが使われるお隣とも色々と趣向を変えましたよね。

F様:そうなんです。私が暮らす家と、セカンドハウスとして使う兄の家は、それぞれの使い勝手を尊重する形になりました。私の方は日々の生活を考え、使いやすいように工夫してもらいました。

洗面台一つにしても、兄の方は信楽焼きの丸い洗面ボウルにしていますが、私は日々の使い勝手を優先して、収納もついたユニットの洗面台にしたり。大きく違うのは、二階の使い方ですね。
私の方は、物入れにしていますが、兄の方は、寝泊りできるように畳敷きにしています。
それぞれの使い方ができるので面白いですよね。

友人に両方を見せると、「使い方を対比できるから面白いね」と言われるんです。
確かに無いものを補い合っていますよね。

ハチセ工務担当:そうですよ!たまに気分を変えたいときは、お兄さんの家の方で過ごしてみるのも一つですし。

Q.改修されて雰囲気もすっかり変りましたが、半年過ごされてみてこれまでと何か変ったことはありますか?

F様:前の家は、とにかく寒くて古くててひどかったんです(苦笑) ネズミもしょっちゅう出ていましたし。
新しくしてからはすっかり出てこなくなりましたからね。
それに前はとても物持ちだったのですが、今はできるだけ置きたくないですね!
この雰囲気をとても楽しんでいるので、家具を置くにしても、合うものを吟味して置きたいと思うようになりました。室内写真

そうそう前の家のときは、昔商売をしていた名残りで表にシャッターがありましてね。
この古いシャッターの「ガラガラッ」という開け閉めの音がうるさくて、ご近所に迷惑になると思うと気になって気になってしょうがなかったんです。
この音で、私が出入していることを知らせてるみたいでもありましたし・・・。
これも町家の外観に変えてもらって、すっかり快適になりましたよ!

Q.家の中で一番のお気に入りはどこですか?

庭写真

F様:私が好きなのは、居間から見える細長い庭。縁側との境の建具が雪見障子なので、障子の間から見える庭がなんともいえず綺麗なんです。ここは前の家の形を引き継いでいるので余計でしょうかねぇ。紅葉も植えてもらい、色づく頃が待ち遠しい。身近に四季を感じられるのがとても楽しみですね。

ハチセ施工担当:そうですね。元から離れにつながる濡れ縁の横にお庭がありました。その雰囲気がとても良かったので、今回この形を残す方向で進めたんですよね。

F様:この家で何より思うのは、「ちょうどよい心地よさ」ということ。まさにこの言葉が私の今の気持ちを表していると思います。今までになかった“家にずっと居たい、家を楽しみたい”という気持ちになることができました。

ハチセ施工担当:ぼくたちにとっては何より嬉しいお言葉ですよ!!

  • 所  在:京都市下京区
  • 家族構成:単身
  • 間取構成:3DK・庭・離れ(兄妹でご生家の町家を改修。設計・仕様決めに参加されました。 )
    特  徴:2軒並びの厨子二階、典型的な“うなぎの寝床”。改装前は老朽化が進んでおり、制震工法で地震対策を施した。

この揃わない京都の町並みを見て、新築にしようか、リフォームにするか、ずいぶん迷いました。
しかし、もしリフォームするなら「京町家風」に、と考えておりました。
その矢先にハチセさんのオープンハウスに行き、その時に大変親切に対応して頂きました。
それではすぐに、と、一週間後に我家に来て頂きました。

打合せにしてもこちらのスケジュールに合わせて頂いて、私たちもゆっくり考えることができ良いアイデアも頂きながら、数知れないほど改装された物件にも連れて行って頂きました。
我々の意見も充分に取り入れて頂き、念入りに打合せができたことが信頼へとつながっていったと思います。

何よりも、住み始めてからもちょっとしたことでも駆けつけて頂き大変心強いです。
(アフターケアが最高!万全です!)
町家ならではの季節感、居心地、ちょうどよい心地よさを味わっております。ありがとうございました。

F様、ご協力ありがとうございました!